最新の防災知識~いま考えておくべきコロナ禍の防災
いっこうに収束する気配のないコロナ禍。
いまや手洗いやうがいを徹底し、外出時はマスク着用が当たり前といった生活様式が定着しつつあります。
そして今、変異ウイルスによる第4波の猛攻は、集団感染というクラスターの発生リスクを高めてさえいます。このような状況下で、もし震災が起きたら、異常気象による災害が起きたら、私たちはどう行動するべきでしょうか?
今回は、災害時、感染を避けるための行動を考えてみます。
家族が分散した避難先を決めておく。(クラスターのリスクから家族を守る)
公的な避難先、親戚、知人宅、ホテルなどの宿泊施設といったところにできるだけ分散して避難してください。一箇所に集まると誰かが感染したとき家族全員が感染者・待機隔離といった事態に落ちることも考えられます。
消毒液・マスクなど十分な量を確保しておく。
災害時社会は混乱しています。避難はどれくらい続くかはっきりしないので、十分に余裕にある準備は大切です。
震災疎開も考えておく。
長期的には日常生活が送ることができるところまで避難することも視野に入れておいてください。
避難所で過ごす時は・・・
マスク着用はもちろん、周囲との距離を保つ、おしゃべりはしない、まめに屋外にでる、ものに触れたらアルコール消毒をするなど、徹底した感染対策意識を持つことは必要なことです。
コロナの終息はいつになるのか?・・・先がみえないコロナ禍でも災害が起こります。こんな時こそ家族と十分に話し合っておいて、いつ災害が起きても対応・行動できるように、リスク回避・安全確保を考えておくことをおろそかにしてはいけません。