「ハザードマップに注目です!」

東日本大震災が起きてもう10年です。先月の福島沖の地震には「またか!?」と驚かされました。コロナ禍といえ、自然災害にも常に気を配って置くことが肝要です。

昨年は河川の保水量を超えてしまうことによる洪水による被害を耳にするようになりましたが、皆さんのご記憶にあるのはどのような被害だったでしょうか?
私の記憶は、熊本の球磨川流域の洪水により数多くの人命が奪われたケースです。
球磨川と「小川」という名称の支流に挟まれた特別養護老人ホーム「長寿園」さんが短時間で数メートルの浸水被害に見舞われました。
市区町村の作成している洪水等のハザードマップは100年に一度の想定を前提にして作成されていますが、現在では1000年に一度の想定に変更する作業が各地で進められています。長寿園さんの場所は実は100年に一度の想定であれば洪水区域外だったものが1000年に一度であると浸水区域内になってしまうことも被害の後から知りました。

私たちの地域のハザードマップは1000年に一度の想定に変更されているかを確認しなくてはいけませんね。